空中庭園  ~ Hanging Gardens ~

ワコムが『Cintiq Compainion 2』の発売を発表



ワコムからCintiq Companionシリーズの後継版、Cintiq Companion2の詳細が発表されました。


ワコムの公式ページはこちらから

ペンタブレット関連の商品が沢山出てくるようになって、デジタルペンの波が加速していますね!


今回紹介するのは持ち運びができて、Pro仕様としても利用できるペンタブレットのシンティックシリーズの新製品です。


イラストを描いている方やデザイン、写真加工をしたりする方は必見ですね。


このワコムの Cintiq Companion 2ですが、 モデルは 全部で5つの予定で、うち4モデルが発表されています。

安い順にValue, Standard, Premium, Enhancedとなります。


普通にペンも使えるタブレットとしても使えるので、特にイラストを描いたりしない人も、たまにペンが使えると便利くらいの目的で購入しておくと便利かもしれません。


金額的には16万円くらい ~ 32万円くらいになるでしょうか。

高額な商品ではありますが、ペンタブを考えている方にはお勧めしたいと思います。


全モデルとも解像度 WQHD(2560x1440)、パネルサイズ13.3インチ、IPS方式、本体サイズ 374.1x247.7x17(幅、奥ゆき、高さ),重さ1.7kgとなっています。

結構軽いですね!!


これは私も結構欲しいのですが、本格的に絵を描く事を前提としてシリーズの詳細を見ていきたいと思います。


まず気になるのが前 Cintiq Companionとの性能差。

何が違うかというと
1. 画像解像度: 1920 x 1080 → 2560×1440
2. メインメモリ : 8GB → 4GByte、8GByte (最上位モデルは16GByte と予想)
3. フラッシュメモリ(SSD): 256~512GByte16~32GByte(Hybrid) → 64~512GByte
4. CPU: CPU 第3世代インテル® Core™ i7 → 第4世代インテル® Core™i3~7

※ Cintiq Companion Hybridは除きます
前シリーズの Hybrid が今回の Value に当たりそうですね。

大体比べるべき項目は上の4点かなと思いますので、1つずつ見ていきましょう。

ちなみにValueについては本格的にイラストを描くという視点からは外れてしまうため今回は除きます。


※ もちろん、人によっては充分なスペックになっています


解像度、ここにきて1つ上がりましたね。。。どこまで細かくなるのでしょう(困惑)

解像度は不要な時は落とせばよいので、あればあるほど良いと思います。

ただ、イラストを描くのに必ずも必要か?と聞かれると、まぁいらないかなとも思ってしまいますね。

通常は拡大・縮小で作業自体は対応できるレベルだと思いますが、繊細な所までチェックしたいとか、作業効率が変わって来るなどある場合は大きな利点かもしれません


次にメインメモリですが、これは私にとってはかなり重要な指標です。
キャンバスサイズを大きくとって、レイヤを重ねるとメモリの消費量がヤバいです。

あればあるだけ良いですが、やはり最低でも8GByteは欲しい所ですね。

5000px近いキャンバスサイズを利用される方はValueでは恐らく厳しいのではないでしょうか。

両モデルとも変わらないですが、今回の最上位モデルのEnhancedでは恐らく16GByteのメモリが搭載されます。

8GByteでは作業に難があった方には選択肢ができておおきいのではないでしょうか。


次にSSDですが、こちらもあればあるだけ良いですね。

イラストのデータは下手すると1ファイルで1GByte近く行きます(私だけでしょうか・・・)

キャンバスサイズが大きく且つレイヤーを沢山重ねる場合の話ですが、 とにかく1ファイルが数百MByteに行くことはざらにあるので、頻繁にデータを移したりする事を前提にしない限りは256GByte 欲しいですね。


タブレット内にデータを保存したままにせず、データ移行して利用を考えている場合は128GByteあれば十分でしょう。


あとはCPUですが、私の作業範囲内ではこれは旧モデルでも恐らく問題がない気がします。

CPUをかなり使う3Dモデルの利用や、フィルタ等がない限りは差をあまり感じないかもしれませんが、次世代CPUの方が電力等も含め総合パフォーマンスは向上していますので歓迎すべきことですね。


おおむね感じた感想は以上ですが、 これをメインの作業環境として使う場合はどうしてもPremiumかEnhancedにせざるを得ない気がします。


私はIntuos 4 を利用しておりますが、画面に直接書き込むタイプのCintiqは作業速度が向上するようです。


形態端末で絵が描ける利点は計り知れないので、 私も必要になれば購入したいと思います。


今はそこまでペンを握っている時間が長いわけではなく、移動先でイラストを描く事も ないので、ラフ等が描ける小型のもので充分だったりしますが、機会があれば今度実際に触ってみたいものです。

今回幾つか触れましたが、イラストをはじめる方にお勧めのペンタブ環境についてまとめてみたいと思います。

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