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Windows10はパッケージ版がない可能性? Windows10について調べてみました

Windows10の無償アップデートアイコンがいきなり現れる騒動で、少しばかり悪い印象を与えてしまったように思いますが、逆にこれまでとどう違うのかが気になってWindows10について調べてみる事にしました。


イメージキャラクター


アニメ好き、イラスト描きとしてあまり機能とは関係のない、イメージキャラクターについて最初にピックアップさせてもらいました!


Windows10 のイメージキャラクター(画像:やじうまPC Watchさんにお借りました)
やじうまPC Watch サイトへ

まだ名前の決まっていないこのキャラ、なんと声優は野中藍さんを起用!!

前から思っていましたが、Microsoftってなかなか萌えキャラに力を入れていますね!!!

6月19日(金)から名前の応募が始まるので、キャラにビビッときた方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか!


Windows 最後のメジャーアップグレード


Microsoftは、今回のWindows10がOSアップグレードとしては最後になると唄っています。

Windows7, 8ときて、9を飛ばして10になったのも意思の表れからくるようですが、使う側の視点では今までとどう変わるのかが気になる所ですよね。

最終的には実際に使ってみないと分からないと思いますが、ポイントを絞ってみていきたいと思います。

ブラウザ


Windows 10では標準ブラウザが2つになります。

1つはこれまでのIE11(Internet Explorer11)とあまり変わらない「IE」、これまでのIEと互換性を保つためだけに残されたブラウザです。

もう1つは今までのIEを完全に切り捨てて新しく制作されたMicrosoft Edge。
コードネームは「Spartan」だそうで、スパルタンといえば古代ギリシアの軍事都市国家から命名された名前ですね。

300(スリーハンドレッド)もスパルタを題材にした映画ですが、とても厳しい規律の中で磨き上げられ、その軍隊は今でもよく例えに持ち出されるほどに少数精鋭で非常に強力なイメージです。

用途としては普通に利用する場合はMicrosoft Edgeを標準ブラウザとして利用し、 特殊な使い方としてIE依存のWebサイトやシステム・プログラムを見る必要がある場合はIEを使いましょうという事ですね。

もちろん、Web製作者さんたちは両方に対応したサイトやシステム作りをしなければいけません!!

せっかくなのでMicrosoft Edgeの特徴を簡単にまとめてみました。

・ レスポンシブな表示に対応 → モバイルで見やすくなる
・ 標準化 → IEで開いた時だけ特別な場合が多かったところを、Microsoft独自の機能を削減し、ChromeやSafari に近くなる
・ 表示の高速化

いろいろ変わるようですが、読んでも実感としてどの程度変わるのかはやはり使ってみないとよくわかりませんね。

IEに変わる標準ブラウザとしてMicrosoftが力を入れている部分でもあると思うので、操作感が良くなっている事に期待しましょう!

PC, モバイルでのOS共通化


恐らくタブレットPCやスマートフォンを見越して、どの機種でもWindows10で動作するように今回のWindows10で統一したのでしょう。

今まではスマホはiPhoneのiOSかAndroidのどちらかが殆どでしたが、ここにWindowsが登場する事になるかもしれません。

実はWindows Phoneというものがあったのですが、あまり聞いた事がないですよね?(あまり聞かなかったのは私だけかもしれませんが…)

Microsoft Office、One Driveなども利用できるのが、これから登場するWindows10スマホの大きいところではないでしょうか。

予想ですが、これからはWindows10スマホという言葉をよく耳にするようになると思っています。

次にスマホの機種を選ぶときに、このWindows 10スマホを検討してみようと思います。

購入の仕方や価格、サポートについて


個人的に一番気になるのがこの部分。

Windows 最後のアップグレードと言っているので、これを買ったらPCで使う分にはもう買わなくて良いのでしょうか??

なかなか調べても出てこなかったですが、現在分かっている事をまとめてみました。

○ まずは価格と各エディションから
(・ Windows 10 Home: 119.99ドル (日本では18000円くらいと予想))
(・ Windows 10 Pro : 199.99ドル (日本では27000円くらいと予想))
・ Windows 10 Home OEM版: 109.99ドル (日本では17000円くらいと予想)
・ Windows 10 Pro OEM版: 149.99ドル (日本では22000円くらいと予想)
・ Windows 10 Mobile
・ Windows 10 Enterprise
・ Windows 10 Mobile Enterprise
・ Windows 10 Education
・ Windows 10 IoT Core
上の全7種類が今回発売されるエディションとなります。
(Home → Pro へのアップグレードは99ドル)

このうち、Windows10 Enterprise, Windows 10 Mobile Enterpriseは企業向けの、Windows 10 Educationは教育機関向けの、Windows 10 IoT Coreは組み込み向けのボリュームライセンスだそうです。

実質的には「Windows 10 Home」と、「Windows 10 Pro」と、「Windows Mobile」の3種類となります。

まだ情報が出ていないので、情報が錯綜してOEMとパッケージの正確な価格が良くわかりません。
ただ、OEM版が発売されるのはほぼ間違いはなく、またOEM版の価格は概ね正しいと思われます。

今のところパッケージ版としては発売されない可能性も捨てきれないのと、Windows7, 8からのアップグレードの可否(クーポンなど)や価格は分かっていません。

もしパッケージ版が販売される場合、実質的にインストールタイプのPCには永遠に同じライセンスで使う事ができます
2万円前後でOSを永続的にずっと使い続けられる・・・さすがにそこまで気前が良いとは思えないのは私だけでしょうか?

色々なソフトウェアを見ても、今後のサポート・アップデートが永続して無料というのはあまり聞きません。

Microsoftは海賊版の対策も力を入れているようなので、OEM版のみの販売や、ハードウェア認証などで特殊なライセンス形式が設けられる可能性があるかもしれないと少しだけ危惧しています。

ただ、AppleのOS X が無料アップグレードを実施したので、それに対抗してというのは少しだけ・・・考えられる可能性ですね。

OEM版やパッケージ版は、Windows10を単体(またはバンドル)で買ってPCにインストールするタイプのものなので、 スマホやタブレット、ノートPCなどでインストール済みの端末を買う人は気にする必要はありませんのでご安心ください。

私の環境は特殊なソフト(お絵描き系や音楽系)や少し大きめのディスプレイを入れているので、タブレットなどでは代用できず、ハイスペックなPCを購入してOSもインストールする必要があるためパッケージやOEMなどのライセンスの購入が必要になります。

バンドルされたノートPCやタブレット、端末の場合はハードの買い替えと共に新しい機器を買って買いなおす事になるのですが、PCにインストールする場合、このライセンスを購入した時に気になるのがとサポート期間、、PC(ハード)の買い替え時の扱いですね。

あと1ヵ月ほどしたらこの辺りも詳しく情報が出てくるものと思います。

○ サポート、アップデートの期間
Windows10 が最後のアップグレードである間、つまり実質的に無期限のサポート、アップデートが受けられるようになるようです。

つまり、次のWindows 10を1度購入したら以後はもはや永遠に アップグレード版を買う必要がなくなるようです。

OSアップグレードでソフトが動かなくなるような事もなくなりますし、 これだけ見ると非常にありがたい事ですね!

今は64bitOSが主流になりましたが、これが128bit になる日が来るとしたら、、、ホントにアップグレード不要なのでしょうかという些細な疑問は呑み込んでおくことにします。

○ 購入したライセンスはいつまで有効?
これはパッケージ版が発売されるのかどうかが関わってくる興味深いところです。

モバイルやインストール済みのタブレット・ノートPCであれば、ハードウェアが壊れるまでがライセンスの有効期間です。

難しいのがボリュームライセンスとOEM版、パッケージ版のお話。

個人には全く関係ありませんが、ボリュームライセンスは恐らく年額制になるのではと思っています。

次にパッケージ版が存在するかどうか。

パッケージ版を販売してしまうと、1度購入したら何十年経ってももうOSを購入する必要がなくなります。

インストール型のPCを使う人がどんどん減っているのでそれはそれでよいのかもしれませんが、この辺りがどうも引っかかっているので、ハードウェア認証のようなものが導入されてこれまでのようなパッケージ版は出ないのではないかと予想しています。

発売日


例の無償アップグレードのダウンロード開始日が7月29日に設定されていますが、この7月29日が今のところ発売日の有力候補となっています。

本当にその日に発売されるのかどうか、まだ確信は持てていませんが、これだけ公に言っているので、恐らくちゃんとこの日に発売されるものと思います。

発売されるパッケージの種類が何なのか、早く確認したいですね!

ゲーム


Windowsを昔から愛用していた方は、「マインスイーパー」、「ソリティア」、「フリーセル」、「Hover!」などといったゲームで時間を忘れて没頭してしまったことがある方は少なくないのではないでしょうか?

実は今度のWindows10では「Candy Crush Saga」という、またとんでもないゲームがプリインストールされてくるようです。

もう上のようなゲームと同じ事態にはならないはず・・・とは思いたいですがやり始めると止まらないかもしれません。


勉強?仕事?食事?睡眠?・・・・などを忘れて没頭してしまわないように注意が必要かもしれません。

今度Windows10にしたらほんのちょっとだけプレイしてみたいと思います。

操作感はWindows8に近いと思いますが、まだまだ紹介できていない部分が残っていそうですね。

互換性の問題でいつも利用しているPCにはすぐに入れる事はできない事が多いと思いますが、リリース直後から使ってみたいという思いもあります。


個人的に気になる点を調べてまとめましたが、この中で参考になった事があれば幸いです。

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