空中庭園  ~ Hanging Gardens ~

Windows 7、8/8.1のサポート終了日とWindows 10 無償アップグレードについてのメモ

Windows10への無償アップグレード期限(~2016年7月29日)もいよいよ1ヵ月ちょっととなりましたが、そろそろアップグレードすべきかどうかを真剣に検討しなければいけない時期になりました。

アップグレードを行うかどうかの判断材料の1つとして、現OSのサポート期限が重要となってくるので、アップグレード対象となっているWindows7, 8/8.1でのサポート期限を表にまとめました。

OSのバージョン メインストリームサポート 延長サポート
Windows Vista ~2012年4月10日 ~2017年4月11日
Windows 7 ~2015年1月13日 ~2020年1月14日
Windows 8/8.1 ~2018年1月9日 ~2023年1月10日
マイクロソフト公式サイト「Windows のサポート期限」より一部引用

Windows7のメインストリームサポートは既に終了してしまいましたが、ここで重要なのが「延長サポート」の終了期限となります。

Windows XPでは延長サポートが2014年に切れて話題になりましたが、延長サポートが切れてしまうと様々な不都合が生じてしまいます(主にセキュリティの更新ができなくなる問題)

Windows7の延長サポートは2020年1月14日までなので残り3年半、Windows8/8.1では2023年1月10日までなので残り6年半となっています。

いろいろ話題となっているWinsows 10のサポート期限は延長サポートが2025年までとなってはいますが、これについては諸説あるのでまだ何とも言えません。
Microsoftの意向によっても変化するのですが、「Windows 10 Anniversary Update」の大規模アップデートが間近に迫ってきていますので、Windows 10の延長サポート期限も一緒に更新されるかどうか注目どころです。
(2016年6月9日現在ではWindows 10 の延長サポートは 2025年10月14日となっています)

仮に次のアニバーサリーアップデートでWindows 10の延長サポート期限が2026年に更新されれば、安心して長期間Windows 10を利用する事はできそうですが、もし延長サポートの期限が更新されないままの場合は新たなライセンス形態が導入される可能性もあるかもしれません。

Windows 10への無償アップグレードは2016年7月29日まで

Windows 10へ無償アップグレードが可能なのは2016年7月29日(米時間?)までとなっており、この期限が延長されることはまずありません。
また期日ギリギリは混んでしまう可能性もあり、アップグレードに数日~1週間以上かかる場合もあるため、アップグレードを行うならなるべく早めにアップグレードを完了しておきましょう。

Windows 10のアクティベートまでを7月29日に行わなければいけないので、期日までにWindows 10へのアップグレードは完了させておくよう注意しましょう。

・ アップグレード後のOSの再インストール
ここは予想外に親切な仕様になっていて、ハードウェア構成が変更されていない場合のみOSの再インストール(インストールメディアがある場合)でWindows 10へ戻す(アップグレード)ことができるようです。

7月29日以後にOSの再インストールが必要になった場合、Windows 10へ戻す(アップグレード)する事はできないと思い込んでいましたが、上の通りなのでアップグレード後に再インストールの心配をすることなく使い続けられるのでとても助かりそうです。
※ 当然ながら、ハードウェア構成を変更した場合はライセンス照合できなくなってしまうため、Windows 10 に戻せなくなってしまうので注意が必要です

もう少し踏み込んで考えると、ハードの寿命=Windows 10 をアップグレードで利用できる期間になるので、ハードウェア変更後に再インストールを行う場合は結局のところWindows 10を購入するか、Windows 7、または8/8.1 に戻る選択をすることになります。
良くとらえればそのタイミングまでにWindows 10を充分堪能できるので、Windows 10を購入するか旧OS(Windows 7または8/8.1)を継続するかの判断はできるので、今回無償アップグレードするメリットは結構あるかもしれません。

結局のところは使っているソフト・ハードの問題が大きいのですが、少しでもアップグレードへの判断の材料となれば幸いです。

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